2022年11月14日義歯について

こんにちは！東町グラン歯科です。

今日は、入れ歯のお話。

入れ歯を作る！となった場合に、
どのような順序で治療が進んでいくのか、疑問に思われる方が多いと思いますので、基本的な流れをご説明いたします。

①検査
まず、入れ歯を作る前にお口の中の状況を検査します。

歯周病や虫歯があってはせっかく作った入れ歯がすぐに使えなくなる可能性が高くなり、調整や修理、ときには作り替えも必要となってしまうからです。

また、健康保険の仕組み上、その歯周病が原因で入れ歯が使えなくなってしまったのに、先に入れ歯を作ってしまったがために歯周病治療に保険適用が下りなかったりしてしまいます！

ですので、緊急性がなければ、まずは基本的に歯周病や虫歯治療等を済ませてから入れ歯を作る必要があるのです。

②作製

お口の中を入れ歯が作れる状態に整えた後は一般的に、

型取り→かみ合わせ取り→試適→完成（装着）→調整

のような順序で治療を進めていきます。
ここでの完成までの間々に技工士さんによる製作過程がありますので、最短でもトータルで１ヶ月前後のお時間をいただくことになります。

この順序ですが、「完成（装着）」がゴールでは無いことに気づかれましたでしょうか？（笑）

そうです、入れ歯は完成といいつつ必ず「調整」が必要になります。
しっかり噛んでおいしく食べられるように、調整を加えていきます。

以上、簡単に入れ歯を作る際の流れをご紹介しました。

ご不明な点や疑問などございましたら、お気軽に歯科医師や歯科衛生士にお尋ねください。

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