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銀歯は身体に良くない?知っておいてほしい金属アレルギー

歯科医師
あら、素敵なアクセサリーをされていますね。

熊子
うふ。ありがとうございます。
私、金属アレルギーなので、このピアスもネックレスも医療用のステンレスを使っていて、金属アレルギにー対応しているものなんですよ。

指輪とネックレス

歯科医師
そうなんですか!デザインが素敵で、普通のアクセサリーと全く変わらないですね。

熊子
私は、アレルギー体質ですぐにかぶれちゃうから、結構大変なんです。

アレルギーの症状生活スタイルや環境の変化が関係しているのか、近年アレルギー体質の人が増加しています。
アレルギーとは、免疫反応を引き起こさせる特定の物質に対して、体の生理機能が過剰に反応してしまう疾患です。
特定物質は、スギやヒノキ等の植物の花粉、卵や牛乳といった食物、そして、ニッケルやクロム等の金属が挙げられます。

これらに免疫反応を起こし、咳やくしゃみ、呼吸障害、皮膚のかゆみやただれといった症状を起こすことがあります。

歯科医師
では、歯の治療も金属アレルギーを考慮しないといけないですね。

熊子
え!?歯の治療に、何か関係あるんですか?

歯科医師
ええ。あまり知られていないかもしれませんが、歯の詰め物の金属といった、治療に使う歯科材料がアレルギー発症の原因になってしまうこともあるんですよ。

熊子
えー!そうなんですか?知りませんでした。

銀歯水銀、コバルト、スズ、パラジウム、ニッケル、クロムは、金属アレルギーを起こしやすい金属と言われています。
歯科で使われることが多い歯科用器具(差し歯、かぶせ、詰め物等)で、このような金属を含んでいるものもあります

<保険治療で使用される金属>

    • 金銀パラジウム合金
    • ニッケル・クロム金属
    • アマルガム
    • 銀合金

これらによる金属アレルギーとしては、歯肉炎や舌炎等の炎症反応、味覚の異常、歯や歯肉の変色といった症状を引き起こす場合があります

熊子
口の中に入るものだし、取り外しできないし、もし知らないでつけられたらとっても困ります…。

歯科医師
不安なお気持ちはわかります。
もともと金属アレルギーがおありになるということなので、治療にあたっては、事前にパッチテストを行って、使える金属と使えない金属を判別する必要がありますね。

熊子
もし、過去の治療ですでに使われている場合はどうしたらいいんですか?

歯科医師
その場合は、金属アレルギーとなっている歯の金属をすべて取り除くという処置が必要になります。
例えば、金属が含まれる歯のかぶせ物を金属アレルギーの心配がない「オールセラミッククラウン」に置き換えるといった治療もあります

熊子
使う素材には、色々選択肢があるんですね。

アレルギーを持っている人でも、歯科の治療のことまでにはなかなか気が回らないことも多いでしょう。ましてや、普段アレルギーを意識していない人ならば、なおさら。
いたずらに不安になることはありませんが、金属アレルギーについての知識を持てば、歯科医師へも積極的に相談することが出来るのではないでしょうか。